2020年にオープンしたばかり!新しいタイプの水族館
沖縄の水族館と言えば美ら海水族館が有名ですが、「もうひとつの沖縄の水族館」として2020年5月にオープンしたのがDMMかりゆし水族館です。
その名前のとおり、電子書籍や映像作品などでおなじみDMMが運営している水族館です。
場所は沖縄県豊海城市豊崎、ショッピングセンター「イーアス沖縄豊崎」の施設内1、2階部分に入っています。
展示されている生物は約190種類、展示点数は約5000点ほどです。
なお、「かゆりし」とはサッカーチームの名前でも使用されていますが、沖縄の方言で「縁起のよいこと」や「めでたいこと」を意味しています。
まだ新しい水族館ですが、2021年には早くもリニューアルが実施されており、まだまだこれから新しい楽しみが増えていく期待を感じさせる施設でもあります。
水族館としての特長は?魅力は?
圧倒的な規模で来園者を魅了する美ら海水族館に対して、こちらはコンパクトな規模でまとめつつエンターテイメント性を重視しているのが大きな特徴です。
最新の映像表現と空間演出を駆使した新しいエンターテイメントの提供をコンセプトに掲げており、生物を楽しむだけでなく、水族館の空間そのものをエンターテイメントとして楽しめる空間づくりとなっています。
リアルな生物たちの魅力と、映像を活用したバーチャルな魅力とか渾然一体となって来園者を魅了します。
もちろん、バーチャルな部分だけでなく、水族館本来の魅力もしっかり備わっています。
例えば亜熱帯の自然を再現した「やんばるの森」と名付けられたエリアでは、本当に森林の中に迷い込んだようなリアルな空間のなかで生き物を鑑賞することができます。
ちょっとした探検気分を味わうこともできるでしょう。
1階部分には大水槽もありますが、これを2階の床から覗くことができるのもユニークです。
床一面に多くの魚たちが泳ぐ水槽が広がり、青い海の上に立っているような、海の上を歩いているような気分を味わうことができます。
こうした自然と一体化できるようなバーチャルな仕組みも、この水族館ならではの魅力です。
ほかにも、美しいサンゴやカラフルな魚を楽しめる「ばんない水槽」や海中トンネルなどのエリアも見逃せません。
DMMかりゆし水族館の楽しみ方
このように美しい魚を自然と一体化するような気分で楽しめるシチュエーションが用意されているわけですから、楽しむ側も徹底的にこの空間にのめり込んで楽しみましょう。
亜熱帯の森の中を探検し、海の上を歩き、海中のトンネルを散歩する…規模は大きくはないかもしれませんが、別世界に入り込んで束の間現実から離れて海の世界を堪能できるような仕組みがあちこちに施されています。
それをじっくりと楽しみたいところです。