沖縄暮らしの「生活費」について

沖縄の理想的なイメージ

沖縄での生活を考えているような方は、やはり沖縄に対する理想が強いと思います。

沖縄のイメージとしては、沖縄時間と言う言葉があるぐらい、ゆったりとした時間が流れている、一般的に沖縄の人はおおらかで優しい、物価が安い、海や緑など自然が多く綺麗な場所である。
などというイメージが強いかもしれません。

しかしそのようなイメージは、沖縄に観光に来た人のイメージです。
実際に生活してみると、観光にくるのとはわけが違いますので、やはり沖縄に住みたい思うなら、まずは沖縄の物価と賃金などのお金のことを知っておくべきでしょう。

理想だけで沖縄に行くと、沖縄の人にやまとんちゅうや腐れナイチャーと言われて馬鹿にされてしまいます。

沖縄の生活費用

住居費
沖縄は交通機関があまりなく、バス以外だと那覇市内にはモノレールがあります。
もしもバイクや車など移動手段がないなら、このような近くに住むべきでしょう。

例えば、
那覇市モノレールから徒歩10分の2LDKは新築で家賃約7万円です。
これが名古屋の地下鉄徒歩6分の2LDKだと新築で家賃約10万円です。

沖縄でも恩納村など交通の便が悪いところろだと同じ条件家賃約5万円です。
やはり郊外に行くほど家賃は安くなり、名古屋や東京などと比べると3割ほど家賃は安いです。

車などがあれば郊外にも住めますが、持っていないなら購入する費用も考えないとなりません。

食費
物価は安いと言っても、それほど本州と開きはありません。
コンビニなどはどこも値段は一緒であり、沖縄のコンビニも全国と同じ値段です。

ただし外食すると同じ値段でもボリュームが多いという特徴はあります。
他の地域とさほど食費は変わらないと考えておいて良いでしょう。

ちなみに2人以上の世帯の月平均の食費は6万円ほどです。

賃金
沖縄で生活する上で考えないとならないのは、収入面です。
明らかに都会の賃金よりも安く、例えば愛知の最低賃金が820円であるのに対し、沖縄の最低賃金は677円です。

これを1日8時間週5で働くとすると23,000円ほどもの開きが出てきます。
この差は結構大きいでしょう。

賃金が安くて生活費が足りないとなると、貯金を崩す副業やバイトをする、借金をするなどのことを考えないとなりません。

沖縄での生活を考える場合

沖縄の生活はブログでその様子を綴っている人もいます。
しかしそのような情報は一部分だけであり、デメリットなどは書かれていないこともあります。

生活を考えるならまずは客観的に沖縄の情報を手に入れて、良い部分だけでなく、デメリットも見てそれも受け入れる事が出来るかどうか考えてみましょう。
特に賃金が安いというのは多くの方がデメリットだと言っています。