沖縄県の移住人気エリアはどこ?

まずは住心地のランキングをチェック!

沖縄に移住するならどこがいいか、まずは実際に住んでいる人たちの間でどの地域が住心地がよいエリアとして評価されているかをチェックするのが近道でしょう。
それを知る上で役立つ、「いい部屋ネット」が実施している「街の住みここちランキング」というランキングがあります。

ここでは、沖縄本島の中部に位置している中頭郡北谷町が2022年まで4年連続で1位を獲得しています。
この地域の特徴は、もともと米軍基地があり、その土地が返還された後に開発が進められた点にあります。
そのためアメリカンビレッジに代表される大規模な商業施設や宿泊施設があり、地元住民にとって住みやすく、観光客にとって過ごしやすい環境になっているのです。
若い世代も多く、活気あふれる雰囲気も魅力の一つでしょう。

じつはこの沖縄本島中部の中頭郡は県内でも人気のスポットとなっており、同じランキングの2位も中頭郡北中城村が選ばれています。
ここは小さな村ですが、女性の平均寿命が日本一、美しい自然と穏やかな気候に恵まれているほか、歴史的な遺産もあり、県内屈指の規模となるリゾートモールもあり、と魅力に事欠きません。
沖縄への移住を検討している方は、この中頭郡の環境や魅力をチェックしてみるとよいのではないでしょうか。

さまざまな観点から見た人気移住エリアもチェック!

県外から移住するとなると、現地に溶け込めるか、馴染めるかという不安も出てくるでしょう。
そうした観点から見た人気のスポットとしては、やはり那覇が挙げられます。
移住者が多く、県外から移住した人も多いので馴染みやすい点、そして県の中心地ということもあって生活上の利便性が高い点などが理由として挙げられます。
沖縄県は自家用車が必須とよくいわれますが、那覇市内はモノレールや鉄道が充実しているので公共の交通機関での移動も便利です。

那覇市内の中でも、利便性と環境の両方が充実しているエリアとして人気なのが小禄です。
市内の最南端に位置しているため、観光客など多くの人で賑わっている市内の中心部と比較してかなり静かで落ち着いた雰囲気となっており、子育てがしやすいエリアとして評価されています。
その一方で、那覇市内ですから交通のアクセスもよく、空港へも行きやすいのが特徴です。
那覇市内への移住を検討するなら、チェックしておくべきエリアとなるでしょう。

ちょっと変わった人気スポットとして、南風原町も挙げておきます。
ここは沖縄県内で唯一「海がない」市町村で、観光客も少なく落ち着いた雰囲気になっており、ファミリー層にとくにおすすめです。
病院施設が充実していること、とくに子育て世帯に対する医療支援が充実していることなども評価のポイントです。

沖縄といっても広いですし、地域ごとに特色もあります。
自分が沖縄のどんな面に魅力を感じているのかを踏まえつつ、移住したい場所と移住しやすい場所の両方をチェックしていくとよいのではないでしょうか。