沖縄名物「タコライス」知っていますか?

沖縄名物といえばタコライス

最近では沖縄でなくても全国的におしゃれなカフェを中心にタコライスを食べることができます。
しかし、せっかくならば沖縄旅行の際には発祥の地である現地のタコライスを食べてみたいものです。

そこで、ここではタコライスを楽しむために、タコライスがどういったものなのか、そして最近の沖縄で人気の最新タコライスにどういったものがあるのかを紹介していきます。
これから沖縄を訪れる人はぜひこれを参考にタコライスを楽しんでください。

タコライスとは

タコライスというのはメキシコ料理のタコスに使われているタコミートを白米の上に乗せ、チーズやレタス、トマトなどタコスの具材を一緒に乗せて去るサスソースをかけて食べるものです。
手軽に作ることができ、大人も子供も好きな味付けであるということで沖縄では日常的に良く作られているメニューでもあります。

最近ではカフェで見られるようになったメニューですが、発祥としては今は閉店してしまった「パーラー千里」というレトロなパーラーで誕生したものでした。
店主がコザ、辺野古などの米兵相手のバーを営んでおり、レストランで食べるタコスよりも手軽で美味しいものができないかと考えて作ったのがタコライスです。

タコライスが登場して間もなく、多くのお店では簡単に作ることができることでタコライスをレシピに取り入れるようになり、一気に沖縄全体に浸透します。
パーラーやレストランといった飲食店だけでなく弁当屋や気夕食のメニューにも取り入れられるようになったことで家庭にも浸透をしていくようになり今のようにメジャーなメニューとなったのです。
タコライスであればタコミートのおかげで野菜が苦手という子でも食べやすいということで家庭でも取り入れられることが増え、今のような多くの人に知られるメニューになりました。

アレンジメニューも多数

定番のタコライスと違い、最近ではオリジナリティのあるタコライスを提供しているお店も増えています。
トッピングが豊富にあるお店も増えており、自分たちの好みで目玉焼きやスクランブルエッグといった卵を乗せるタイプのものやアボカドを乗せるもの、タコミートの肉を鶏肉にするものなどお店によっていろいろなカラーを出しています。
店舗内でも数種類のタコライスを販売するところもあり、見た目がカラフルできれいなことからインスタ映えするという点でも人気です。

お土産としてタコライス関連の商品も多く販売されています。
すでに出来上がったタコミートがパウチされているものがあれば、ごはんとトッピングを用意したら温めたタコミートを乗せるだけでタコライスが完成します。
タコミートはパスタやピザ、オムレツにいれてアレンジできるということでタコミートのパウチやタコミートの調味料といったグッズは人気のお土産となっています。